三国志 (6) (吉川英治歴史時代文庫 (38)) - 和書 - アマゾン(Amazon)ジャパンのあまっちゃ!
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アイテム詳細
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カスタマーレビュー ![]()
見どころ満載
(2008-12-07)
1989年5月15日リリース。『望蜀の巻(後半)』と『図南の巻(前半)』からなる。錚々たる人物が劉備の元に集い、多士済々盛観の巻である。後巻の中心人物の一人、司馬仲達も登場してくる。映画『レッド・クリフ』のPart2の後が、この巻になるとおもわれるが、最も三国志で映画化しておもしろいのはこの巻あたりでは、と個人的には思う。
特についに自国『蜀』を得た劉備を様子や、それを押さえんとする呉の周喩が孫権の妹、弓腰姫を送り込むあたりの人と人との心の機微が実に面白い。また、圧倒的な強さをみせる馬超も登場。老兵ながら黄忠・巌顔の名コンビの連係プレイの見事さ。それを怒らせながら引き出す孔明の凄さ。見どころ満載である。
隣国中国のこれら武人たちの所作に日本の武士以上の『もののふ』を感じてしまう。おそらくその感覚はぼくだけのものではないだろう。きっと。
劉備軍の快進撃
(2008-06-17)
軍師孔明の指揮のもと、劉備玄徳の軍が快進撃。
後で振り返ればこの巻の後半が劉備軍の最盛期であることがわかります。
曹操に老いが見られる中、「蜀」が主役として台頭します。
とにかく痛快で、読みだすと止まりません。
劉備率いるオールスター軍団の爆発的台頭
(2007-06-10)
赤壁の戦いで死地を切り抜けて以降、時流を得た劉備が、蜀を興すまでに一気に台頭します。元々から、武将だけを見れば、魏をも凌ごうかというオールスター軍団。国土と兵力という確固たる基盤を得てからは、それまでの連敗街道が嘘のような、破竹の快進撃を見せます。
翻って曹操の凋落振りは目に余るほど。国力こそは依然三国最強でありながら、自身の指導力には明らかな陰りが見え始めます。分けても、「王佐の才」と謳われた名軍師荀イクを自害に追い込んだのは、完全な致命傷。激情した時も、自信を失いかけた時も、曹操が判断を誤らずにいられたのは、ひとえに彼の忌憚ない諫言があったからこそ。有能な重臣をフル活用することでのし上がった曹操も、いつしか袁紹などと同レベルまでに将の器を落としてしまいます。劉備に形勢逆転されるのも至極当然の流れと言えるでしょう。
物語そのものは、やや中弛みの感があります。馬超と許楮の一騎打ち、劉備と曹操の対面など、見せ場もありますが、今一歩盛り上がりきれない。あるいは、前巻の「赤壁の戦い」があまりに鮮烈すぎたためか。三国志最大の舞台である彼の戦いは、読み手、書き手ともに、一種の燃え尽き症候群を引き起こすようで、この第六巻は全体を通じ、かすかな倦怠感が取り巻いています。
神朴(しんぼく)
(2006-09-06)
三国志後半。『神朴』では曹操に神懸かり的な助言をする者が登場する。予言したことがズバズバ当たる!ひょっとしたら、こういう人物のがいたのでは?と思わせる吉川氏のストーリーテリングは素晴らしい!魏の命運やいかに?
老いてもなお盛んな黄忠のように
(2005-01-05)
この吉川『三国志』第六巻では70歳近くの武将・黄忠が大活躍します。
彼は関羽、張飛、趙雲、馬超とともに、劉備軍の5大ヒーローの一人とされ、劉備が漢中王になった際に、「五虎大将」という名誉の称号を与えられています。
三国志の時代は西暦でいうと200年前後です。今から約1800年も前のことになります。食べ物、医療、衛生状態、その他の環境に至るまで今とは比べものにならないほど悪かったはずです。
それにもかかわらず、黄忠は70歳近くまで生きているだけではなく、馬に乗って戦場を走り回り、刀を振り回して、名だたる武将を討ち取ってしまいます。
今現在の70歳のおじいさんからでさえ、馬に乗るばかりでなく走り回り、重い刀を振り回すということができる元気のあるおじいさんを探すのは至難の業でしょう。
三国志の時代では黄忠のような人物は今以上に稀有な存在だったに違いありません。
そんな老いてもなお盛んな黄忠の如く、私も将来元気なおじいさんになりたいです。
ソレデハ…
